接客の中で、ホスピタリティを意識していくことはもちろん重要なのですが、働くスタッフ同士の会話や挨拶においてもホスピタリティが日常的に行われている状態が望まれています。これは本人の心がけ次第で、できるのと良いのですが、その意識づけをするためにも、会社をあげて取り組むようにすることでより良くなります。まずは、スタッフ同士で名前を呼び合う習慣をつくること。

名前を呼ぶことは、相手を認めるというプラスの要素であり、このプラスの要素が飛び交うお店は、前向きで明るいという印象を与えられます「○○さん、おはようございます!」や「○○さん、お疲れ様でした!」のように日常の挨拶や会話の中にも、意識して名前を入れていく。これができるようになれば、この挨拶にプラスアルファで一言を入れていくことができるとさらに良くなるでしょう。たとえば、「○○さん、おはようございます!」という挨拶の後に、「今日もいい天気ですね!」「体調はよくなりましたか?」などの言葉を追加する。こんな風にして一緒に働きやすい環境をつくっていくのです。

また、仕事の役割を決めていくとよりよくなると考えます。そうすることで一人一役で徹底して責任を持つと決めます。これにより意識を強め、まわりにもそれを発信していくようになります。たとえば、ゴミを拾う係りやトイレットペーパーの点検係や冷暖房チェック係など。小さなことでも役割を決めることがとても大切です。皆がそれぞれ責任を持つことで任せられるといううれしさも湧いてきます。

サービスとホスピタリティの違い